春のウォークで歴史再確認

湖国滋賀

笑顔創造って、エーちゃうん!のエーちゃんです。

最近は休みの都合をつけて参加している

野洲川に親しむ会のボランティア活動

草刈り以外に年2回のウォークがあります。

第一弾の春のウォークは

湖南市の地元の歴史を

知ることができ

健康にもいい機会でした。

集合場所に到着すると

会の方から本をお借りしました。

その方が共同編纂された

鈴木儀平の菩提寺歴史散歩』でした。

サンライズ出版 » 座談会:『菩提寺歴史散歩』編集中www.sunrise-pub.co.jp

最初に向かったのが

野洲川の石部頭首工

湖南市と野洲市の境近くにあります。

ボランティアの先輩方がガイドしてくれます。

知識豊富ですごいです。

ゴムを膨らませて水を止めていて

この頭首工は二代目だそうです。

農業用水確保のためと

元々暴れ川だったので

琵琶湖に運ばれる土砂を

食い止める役割もあるそうです。

この頭首工の効果で

最近は琵琶湖の浜の侵食が

目立ち始めているので

一長一短なのだそうです。

次に菩提寺山の歴史の小径に

行ってきました。

少菩提寺が戦国時代に廃寺になって

再建されることはなったそうです。

全国でも貴重な

石造多宝塔があり

鎌倉時代のものです。

三体の地蔵尊像の石仏も

ここでしか拝めない貴重なものです。

近くのお寺さんに同じような石仏があるので

もしかしたら六地蔵尊だったかもしれないそうです。

「血吹き地蔵」と呼ばれる

石造の閻魔様があります。

以前からこちらにはお参りしてました。

血吹き地蔵と呼ばれていることを

初めて知りました。

以前登った時の写真のように

菩提寺山は巨石が多い山で

江戸時代に石屋さんが

倒れたいい石を見つけ割って帰った晩に

石から血が流れている夢を見たそうで

翌朝その石をひっきり返すと

閻魔様が彫られていたことで

血吹き地蔵と呼ばれるようになったそうです。

石仏の裏側を見ると

石を割るための矢穴が残っています。

なぜ閻魔様がお地蔵様なのか。

お地蔵様の化身が閻魔様なのです。

お地蔵様がご本尊のお寺さんには

閻魔様が祀られていることが多いです。

和田神社様は谷城のあったところだそうで

谷城は上下二つの城があり

当時の山城の堀や土塁や石垣などを

見ることができます。

これは神社の石垣で

穴太積みでできています。

穴太積みは織田信長築城以降の石垣に採用されています。

菩提寺山は竜王山と呼ばれていて

頂上には雨乞いが行われる

竜王神社があります。

以前登った時の写真です。

竜王神社は南峰にあり

北峰には妙見神社があったことが

絵図に描かれています。

妙見信仰は星

北極星や北斗七星を神格化し

宇宙開闢の造化三神のアメノミナカヌシ様でもあります。

竜王山の前は星ヶ獄と呼ばれていたそうです。

以前登った時に北峰は巨石群で

そこから見た北側の景色です。

左側に近江富士が見えます。

竜王山は甲西富士とも言われています。

この北の空に北極星を見ていたのかもしれません。

途中会長さんからガイドになって

欲しいと言われました。

会のみなさんのように

知識がありませんと返事したら

勉強しろと…。

貴重な本をお借りしたのも

偶然ではないですね。

今回のブログは

お借りした本を参考に

させていただきました。

次回のお花見ウォークは

4月1日です。

自分の笑顔で周りの人の笑顔を創造しよう。    

笑顔を創れば幸せが伝わっていく。

コメント

タイトルとURLをコピーしました